社内業務を効率化する賢いチャットボットがすぐわかる│チャッと!ディスカバリー » 社内での活用ヒントに!チャットボット導入事例集 » 【人材サービス】チャットボット活用事例

【人材サービス】チャットボット活用事例

人材サービスでチャットボットを導入すると、求職者との接点を増やし、応募件数や成約率を増加できるほか、スタッフからの電話による問い合わせの削減につながります。ここでは、人材サービスにおける導入事例をもとに、チャットボット活用のメリットを解説します。

チャットボットの
キャリア診断で
応募件数の増加に成功

導入前の課題

保育・介護・看護業界に特化した人材紹介・人材派遣事業を展開している株式会社モード・プランニング・ジャパンでは、求職者の集客を課題としていました。売り手市場が続くなかで、人材の質を落とすことなく応募件数を増やす手段としてチャットボットの導入を検討したといいます。

自社サイトからの応募はモチベーションの高い求職者が多いものの、求人メディアや広告からの応募と比べて応募数が少ない傾向にありました。自社サイトからの応募を増やすことを目的に、チャットボット型のWeb接客ツール「sinclo」を選定したといいます。

選定のポイント

すでにLINEアプリと連携したチャットボットを導入していましたが、sincloについて調べてみると、既存ツールよりも費用が安い上、カスタマイズが容易であると分かりました。導入効果の予測検証結果も良かったことから、sincloの導入を決定したそうです。他にも以下のようなポイントが決め手となっています。

導入後の効果

チャットボットによって適職診断ができるサービスを構築し、診断後にさらに詳しいキャリア診断を提案するというシナリオをつくったところ、自然に個人情報などを入力してもらえるようになりました。その結果、他媒体の1.5〜2倍の成約率を維持したまま、応募件数の純増につながっています。

参照元:sinclo「株式会社モード・プランニング・ジャパン 様 - 導入事例」(https://chat.sinclo.jp/case/mode-planning-japan/

年末調整時期の
問い合わせを

大幅に削減

導入前の課題

全国で人材総合サービスを展開している株式会社スタッフサービス・ホールディングスは。サービスを通して就業している8万人以上のスタッフからの給与や保険などに関する各種問い合わせの多さに課題を抱えていました。平常時でも月におよそ2万件発生する問い合わせが年末調整の時期になると5万件以上も殺到していたため、早急な対策を講じなくてはなりませんでした。

殺到する問い合わせの削減と対応品質の向上を目的にチャットボットの導入を検討したといいます。

選定のポイント

導入にあたって重視されたのは、システムに詳しくない担当者でも使い勝手がよく、修正やカスタマイズ、メンテナンスが容易である点でした。Support Chatbotは、操作のしやすさに加えて導入コストが低い点も評価されて導入に至りました。

導入後の効果

導入後、既存のQ&Aをもとに、利用者が質問から回答にたどり着きやすいチャットボット用Q&Aを構築しました。年末調整対象者の派遣スタッフが、24時間いつでも一般的な回答なら自ら回答を得ることができるようになった結果、繁忙期である年末調整時期の電話問い合わせを、前年比で55%削減することに成功しました。これにより、年末調整以外の事務作業にも人員を充てることができるようになりました。

参照元:Support Chatbot「導入事例:株式会社スタッフサービス」(https://chatbot.userlocal.jp/document/casestudy/staffservice/

【人材サービス】チャットボット活用のメリット

応対品質の向上

チャットボットの導入により適職診断やキャリア診断などのサービスを構築することで、求職者との接点が増加し自然な流れで応募者を獲得できます。一度構築した診断システムは24時間稼働ができるため、時間帯を選ばない点でもサービス品質が向上します。

問い合わせ数の削減

チャットボットがよくある質問や一定数寄せられる質問に自動回答できるため、電話による問い合わせ数が削減します。また、これまで電話応対に割いていた人員が別の業務に時間を割けるようになり、業務全体の効率化につながります。

チャッと!ディスカバリー編集チームまとめ

人材サービス業では、求職者に向けたサービスをチャットボットで構築できるほか、就業者向けの問い合わせ業務にもチャットボットを活用できます。シナリオ設定の工夫で応募者の獲得や電話による問い合わせ数の削減を期待できるでしょう。設定やメンテナンスが容易なチャットボットであれば、担当者の業務負担の軽減にもつながります。これからも人材サービス業で、チャットボットは広く活用されていくと考えられます。

チャットボットキャラクター

当サイトでは、コストと導入・運用負荷の軽減に着目しチャットボットの選び方を解説。忙しい人事・総務、情報システムやDX推進担当の方がチャッと!自社の状況にあったチャットボットを選べるように、担当別の要望に合わせておすすめの製品を紹介しています。

担当別の社内向けチャットボット
おすすめ3選を見る

社内コミュニケーションを変える!
用途特化型チャットボット3選

メールや電話、口頭での確認…。ちょっとしたことなのに、対応や案内に時間がかかる。その積み重ねが、気づけば大きな業務ロスにつながっている。そんな「社内コミュニケーションのムダ」をスマートに変える手段として、チャットボットが注目されています。ここでは、用途別に選べる「社内チャットボット3選」をご紹介。単なる便利ツールではなく、日々の社内業務に「変化」をもたらすきっかけとして導入を検討してみませんか?

マニュアルはあるのに
質問が尽きない組織向け

CB3
(NDIソリューションズ)

CB3(NDIソリューションズ)

引用元:NDIソリューションズ
https://solution.ndisol.jp/cb3

特徴
  • すぐ使える学習データテンプレートを約400種類搭載。導入時のデータ作成の手間や負担を軽減
  • RAGオプションで、企業が持つドキュメントやマニュアル、外部データベースなど独自の業務データを有効活用。社員一人ひとりの質問に即した回答を提供可能。
  • Teamsや外部業務システムとも連携でき、段階的な拡張へも対応。使い慣れた環境で問い合わせ対応やデータ検索・更新も可能

公式HPから
資料をダウンロード

グローバル人材と
共に働く組織向け

COGNIGY
(TDSE)

COGNIGY(TDSE)

引用元:TDSE
https://cognigy.tdse.jp/

特徴
  • 100言語以上に対応する多言語処理エンジン。外国籍社員にも同じ社内サポートを実現できる
  • 言語の自動判別機能があるため、言語選択は不要。社員の負担なしで「自分の言語」で会話を開始
  • 業務処理・CRM・ERPなど外部システムとも柔軟に連携可能。グローバル業務にも対応した拡張性で単なるFAQでは終わらないのが特徴。

公式HPから
資料をダウンロード

メンタルヘルスケアの
環境を整えたい組織向け

メンタルヘルスさくらさん
(ティファナ・ドットコム)

メンタルヘルスさくらさん(ティファナ・ドットコム)

引用元:サンソウシステムズ
https://www.tifana.ai/products/mental

特徴
  • 匿名によるAI相談が可能。24時間AIによる相談受付を提供し、従業員が本音を話しやすい環境を作ることができる
  • 退職リスクの予測機能。会話や接触頻度から退職リスクを予測し、離職を未然に防止
  • ストレスチェックでは拾えない「心のサイン」の検知。従業員の小さな変化を逃さず、深刻化する前にフォローが可能。

公式HPから
資料を請求