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【飲食業】チャットボット活用事例

飲食業でチャットボットを導入すると、問い合わせ対応の効率化や顧客満足度の向上を期待できます。他にも、従業員の負担の軽減や迅速な情報提供など、業務の最適化が可能です。ここでは、実際の導入事例をもとに、飲食業におけるチャットボット活用のメリットを解説します。

AIチャットボットの回答精度の
向上と従業員の
利用数アップを実現

導入前の課題

「ロイヤルホスト」や「天丼てんや」などの飲食チェーンを手がけるロイヤルマネジメント株式会社では、従業員からの問い合わせ対応に課題を抱えていました。2018年にチャットボットを導入したものの、運用負荷の大きさや操作性に問題があり、社内でなかなか浸透しませんでした。

はじめに導入したチャットボットでは、従業員のチャットボット利用率は6割にとどまり、8割が「回答にたどり着けなかった」という結果が出たといいます。これを受け、チャットボットの切り替えを検討しました。

選定のポイント

旧チャットボットの運用負荷の大きさや操作性の低さを解消するため、運用やメンテナンスのしやすさを特に重視して新しいチャットボットを選定しました。比較検討の結果、操作性の高さと運用の簡易さに優れた「HiTTO」を採用。特に以下の点が決め手となりました。

導入後の効果

HiTTOのAIチャットボット「ナビR」の導入により、従業員の人事・労務に関する質問にチャットボットが自動で回答してくれる仕組みを構築しました。導入の結果、回答精度が85%以上にまで向上。従業員の利用数も1,000件を超えるなど、複数の成果が得られています。

今後は社内向けチャットボットを情報浸透と自己解決の促進につなげたいと考えており、総務などの領域でも活用を目指しています。

参照元:マネーフォワード公式「導入事例 ロイヤルマネジメント株式会社」(https://hitto.jp/case/2795398/

チャットボット導入による
問い合わせ対応の効率化と

業務負担の軽減

導入前の課題

居酒屋チェーンを展開する「株式会社つぼ八」は、顧客のWebサイト来訪から店舗予約までの動線に課題を抱えていました。現在のWebサイトではTOP画面に予約ボタンがないため、店舗を予約する際に店舗検索をし、行きたい店舗のページを開き、さらに下までスクロールしてから電話やメールするといった複数の段階を踏む必要がありました。自社のWebサイトからの予約数を向上させるべく、チャットボットによる予約受付システムを検討したといいます。

選定のポイント

これらの課題を解決するため、チャットボット「sinclo」を含めた複数社に相談して比較検討しました。sincloが選定されたポイントは以下の通りです。

導入後の効果

チャットボット導入により、従業員の電話予約に対する対応の手間が解消されました。Webサイトからチャットボットで手軽に店舗の検索から予約までをできるようになったことで、導入前は月に20件ほどだった予約数が10倍以上に予約件数を伸ばすことに成功。さらに、予約時間を15分単位で選べるように変更したことで、離脱率の改善にも成功しています。導入後の具体的な効果は以下のような点です。

参照元:sinclo公式「株式会社つぼ八 様 - 導入事例」(https://chat.sinclo.jp/case/tsubohachi/

【飲食業版】チャットボット活用のメリット

業務負担の軽減

飲食業では、電話、Web、メールと、複数の方法で予約受付が行われている店舗が多くあります。Web予約システムの操作性が悪いと電話受付の対応が増加し、現場の従業員の業務を圧迫してしまう実情がありました。チャットボットの導入で、Web予約をスムーズにし、電話対応の負担を軽減する効果があります。

予約件数の向上

店舗の検索から予約までを自動で行えるAIチャットボットは、利便性の高さから予約件数の向上につながります。問い合わせにいつでも対応できるようになるので24時間体制での受付も可能となり、顧客満足度の向上にもつながります。

社内問い合わせの品質向上

AIによって回答精度を改善し続けられるチャットボットは、利用するほど問い合わせに対する品質が向上します。人事や労務管理など、複雑かつ高精度な回答が求められる社内からの問い合わせにも正確な回答を提示することが可能です。顧客のみならず社内向けにも活用することで、内部業務を最適化できます。

チャッと!ディスカバリー編集チームまとめ

飲食業におけるチャットボットの活用は、予約業務の負担軽減だけでなく、予約サービスの利用促進や顧客満足度の向上、社内の人事・労務管理の効率化にも効果を発揮します。さらに、蓄積したデータを活用することで、業務プロセスの改善や戦略的なマーケティングの策定にもつながります。特に、複数チェーンを展開する中・大規模な飲食業でのチャットボット活用は、今後もニーズが高まっていくと考えられます。

チャットボットキャラクター

当サイトでは、コストと導入・運用負荷の軽減に着目しチャットボットの選び方を解説。忙しい人事・総務、情報システムやDX推進担当の方がチャッと!自社の状況にあったチャットボットを選べるように、担当別の要望に合わせておすすめの製品を紹介しています。

担当別の社内向けチャットボット
おすすめ3選を見る

社内コミュニケーションを変える!
用途特化型チャットボット3選

メールや電話、口頭での確認…。ちょっとしたことなのに、対応や案内に時間がかかる。その積み重ねが、気づけば大きな業務ロスにつながっている。そんな「社内コミュニケーションのムダ」をスマートに変える手段として、チャットボットが注目されています。ここでは、用途別に選べる「社内チャットボット3選」をご紹介。単なる便利ツールではなく、日々の社内業務に「変化」をもたらすきっかけとして導入を検討してみませんか?

マニュアルはあるのに
質問が尽きない組織向け

CB3
(NDIソリューションズ)

CB3(NDIソリューションズ)

引用元:NDIソリューションズ
https://solution.ndisol.jp/cb3

特徴
  • すぐ使える学習データテンプレートを約400種類搭載。導入時のデータ作成の手間や負担を軽減
  • RAGオプションで、企業が持つドキュメントやマニュアル、外部データベースなど独自の業務データを有効活用。社員一人ひとりの質問に即した回答を提供可能。
  • Teamsや外部業務システムとも連携でき、段階的な拡張へも対応。使い慣れた環境で問い合わせ対応やデータ検索・更新も可能

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グローバル人材と
共に働く組織向け

COGNIGY
(TDSE)

COGNIGY(TDSE)

引用元:TDSE
https://cognigy.tdse.jp/

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メンタルヘルスケアの
環境を整えたい組織向け

メンタルヘルスさくらさん
(ティファナ・ドットコム)

メンタルヘルスさくらさん(ティファナ・ドットコム)

引用元:サンソウシステムズ
https://www.tifana.ai/products/mental

特徴
  • 匿名によるAI相談が可能。24時間AIによる相談受付を提供し、従業員が本音を話しやすい環境を作ることができる
  • 退職リスクの予測機能。会話や接触頻度から退職リスクを予測し、離職を未然に防止
  • ストレスチェックでは拾えない「心のサイン」の検知。従業員の小さな変化を逃さず、深刻化する前にフォローが可能。

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