社内で利用するチャットボットツールをSlackと連携させるメリットや、活用例を紹介します。さらには、Slackと連携可能なチャットボットを一覧でまとめていますので、ぜひツール選びにご活用ください。
Slackとチャットボットを連携させることで、Slack上から業務に関する質問・問い合わせができるようになります。わざわざ別のツール・サービスへアクセスしたり、プラットフォームを構築したりする必要がありません。普段使い慣れているSlack上で完結するため、スムーズな利用が可能になるでしょう。
また、Slackが提供する各種機能と連携すれば、データの集約や一元管理も実現できます。他のシステムを導入する手間も省けるでしょう。
チャットボットを導入すれば、業務効率化やサポート担当者の負担軽減も可能になります。社内の問い合わせ業務を全て有人で対応していた場合、返答時に時間がかかり、業務が停滞してしまう可能性があります。また、担当者が問い合わせ業務に追われ、属人化するリスクも潜んでいます。
しかし、Slackにチャットボットを導入すれば、こうした課題は解決可能です。問い合わせの返答スピードが改善されるほか、有人対応の必要性が薄まることで、担当者の負担も軽減されます。
チャットボットを導入することで、Slack上での情報発信を自動化できます。例えば社内の共有事項や、業務連絡をチャットボットにまかせてしまえば、浮いたリソースを他の業務に充てられます。情報発信を有人で対応すると、共有漏れが起こる可能性がありますが、チャットボットなら情報の共有漏れも防止できます。
チャットボットは情報発信に適しているため、各種業務連絡や情報の発信ツールとしての活用が可能です。共有事項の発信をチャットボットに任せてしまえば、情報を部署・部門全体へスムーズに行き渡らせることができます。また、業務に関する連絡や情報共有だけでなく、イベントやミーティングなどの告知にも利用可能です。
有給休暇の申請や経費の精算など、社内における申請の確認・問い合わせにチャットボットを活用することも可能です。Slack上で確認できる仕組みを整えておけば、社員からの問い合わせにチャットボットが自動で応答しますので、担当部署の業務負担軽減につながります。
業務でチャットボットを活用したい方は、タスクなどの通知・確認に活用してみるとよいでしょう。期限が迫っているタスクや、当日中にこなすべき業務をチャットボットがレポートしてくれるため、対応漏れを防ぐことが可能です。また、タスクを確認する手間も省けることから、リソースを業務に集中できるようになります。

事前学習は一切不要。最初に質問と回答を入力したExcelデータを用意するだけで、利用を開始することができます。質問や回答として未登録の単語も、特許を取得している自動学習機能(※)によって2回目以降は内容に沿った回答が行えるようにしています。
| 初期費用 | 無料 |
|---|---|
| 月額費用 | 1~100問まで:33,000円(税込) 101~200問まで:44,000円(税込) 201~300問まで:55,000円(税込) |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、Chatwork、LINE、LINE WORKS |
| API連携 | - |
| ChatGPT連携 | - |

ノーコードで誰でも簡単に操作準備ができます。学習させたいWebサイトやファイルなどの既存データを活用するので、約3分ほどで事前準備が行えます。さまざまなドキュメントに対応しているので、複数ファイルを同時に学習することも可能です。自動学習を終えたらすぐに質問に回答できるようになるので、短期間でチャットボットがはじめられます。
| 初期費用 | 250,000円(税不明) |
|---|---|
| 月額費用 | 50,000円(税不明)~ |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、LINE、LINE WORKS、Google Chat |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | 〇 |

複雑な社内業務フローを自動化。チャットボットを起点に業務フロー全体をつなぎ、パーソナルアシスタントとして定型業務をサポートします。ChatGPTをはじめ、いくつものAIや業務システム、サービスなどと連携することが可能。各専用画面を開くことなく窓口をひとまとめにできるので、自社の業務に適切なDXを推進してくれるでしょう。
| 初期費用 | 1,000,000円(税不明) |
|---|---|
| 月額費用 | 200,000円(税不明)~ |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、LINE、LINE WORKS、Google Chat |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | 〇 |

多機能ながらに使いやすさを重視したチャットボット。ユーザーと管理担当者の双方が快適に利用できるように、問い合わせだけの機能に留まらず多様な外部サービスとの連携を強化しています。チャットボットの機能と組み合わせることで、利便性もアップ。自社で使用している複数の業務システムの窓口として、社内業務の一元化はかることが可能です。
| 初期費用 | 660,000円(税込) |
|---|---|
| 月額費用 | 330,000円(税込) |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、LINE、LINE WORKS |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | 〇 |

情報システムや総務、経理、人事労務といったバックオフィス業務を効率的に行うためのAIチャットボットです。400種類以上の質問テンプレートを搭載しているため、回答を登録するだけで利用を開始することができます。会社独自の内容は自由にカスタムできるので、テンプレート以外の質問でも登録は簡単です。
| 初期費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 月額費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、LINE、LINE WORKS |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | 〇 |

料金プランが豊富に用意しているのが特徴。使用できる機能やアカウント・サイト数などに応じて自由に選べるので、予算やニーズに合わせて自社に適したプランでチャットボットが始められます。幅広い業種や業態に対応するために、全部で5,000個以上の機能を搭載(※)。さまざまな要望を組み込むために、新機能を常にアップデートするように取り組んでいます。
| 初期費用 | 無料 |
|---|---|
| 月額費用 | 1,650円(税込)~ |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、LINE |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | 〇 |

23か国語に対応。英語や中国語といった主要言語はもちろん、自動翻訳機能を備えているので多言語への展開がスムーズに行えます。そのため、グローバル企業でも導入しやすい対話型AIプラットフォーム。1つのプラットフォーム上で、全てのテキストと音声ボットの会話フローを作成、管理することができます。
| 初期費用 | HPに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 月額費用 | HPに記載がありませんでした。 |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、LINE |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | - |

最短即日の導入を実現。アカウントを即日発行しているので、その日のうちに学習データの登録ができればすぐに運用することが可能です。シナリオ作成はExcelのテンプレートに入力するだけ。データをインポートすれば、登録が完了します。日々の運用もExcelを更新すればOK。リアルタイムに反映されるので、簡単に管理できます。
| 初期費用 | 無料 |
|---|---|
| 月額費用 | 2,980円(税不明)~ |
| 連携可能なチャットツール | Slack、Chatwork、LINE、LINE WORLK |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | 〇 |

バックオフィス部門を中心とした社内向けAIチャットボットです。従業員からのよくある質問を担当者に代わって自動で対応。担当者は本来の業務に集中することができます。社内情報の一元管理にも寄与。情報の整理や管理も行えるので、社内の問い合わせ対応に追われることなく、管理部門業務の効率化を図れます。
| 初期費用 | なし |
|---|---|
| 月額費用 | HPに記載がありませんでした。 |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、Chatwork、LINE WORKS、Google Chat |
| API連携 | - |
| ChatGPT連携 | 〇 |

既存システムとの連携が可能。APIやCSV連携、バッチ処理連携が行えるので、さまざまなサービスとシームレスにデータを結び付けることができます。従業員からの質問と回答を蓄積し、AIを用いて問い合わせ対応をオートメーション化。情報の属人化を解消し、社内コミュニケーションも適切な状態を維持できるように構築します。
| 初期費用 | HPに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 月額費用 | HPに記載がありませんでした。 |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、LINE WORKS |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | 〇 |

30以上のサービスと連携可能。業務効率化・売上の向上を実現するために、さまざまな外部システムと柔軟に連携することができます。ノーコードAIチャットボットなので、誰でも簡単にAIチャットボットが作れるのが特徴。回答、条件等を設定していくだけで、スピーディーに学習データやシナリオを作成することが可能です。
| 初期費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 月額費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、LINE、Chatwork、Google Chat |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | - |

レスポンスの早さを特徴としているAIチャットボット。高性能なAIによって、1秒ほどで回答を行います。社内・社外どちらでも利用OK。データ量やサイトの規模が大きくても導入できるので、幅広いニーズに対応可能です。クラウドでも、オンプレでも提供しているところも特徴のひとつ。自社の運用や管理体制に合わせて、選べるようになっています。
| 初期費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 月額費用 | 年契約9,800円(税不明)~ |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、LINE、LINE WORKS、Chatwork |
| API連携 | - |
| ChatGPT連携 | - |

ドラッグ&ドロップで作成可能。ノーコードで利用できるシステムなので、作成に特別なスキルは必要なし。誰でも設計することができます。シナリオ型や一問一答型、有人チャット連携型の3タイプの質問スタイルに対応。それぞれ専用の作成サポート機能が付いています。利用中のクラウドサービスとAPI接続も可能です。
| 初期費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 月額費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、LINE WORKS、Chatwork |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | 〇 |

従量課金なし、初期費用と月額費用のシンプルな料金システムで、基本料金の中に専任チームによる無料サポートも含まれています。月額料金は企業ごとに異なるため、問い合わせが必要です。高性能AI搭載のチャットボットながら、導入しやすい価格帯とサポート体制で官公庁や上場企業など、数多くの導入実績があります。
| 初期費用 | オンプレミス型:1,000,000円~(税不明) |
|---|---|
| 月額費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、Chatwork、LINE、LINE WORKS、Google Chat |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | 〇 |

AI型とシナリオ型に対応しているチャットボットです。さまざまなツールと連携可能で、カスタマイズ性も高いのがメリット。社内のサポート業務効率化や、生産性向上に寄与します。
| 初期費用 | 記載なし |
|---|---|
| 月額費用 | Support Team:19ドル(税不明) Support Professional:55ドル(税不明) Support Enterprise:115ドル(税不明) |
| 連携可能なチャットツール | Teams、Slack、LINE |
| API連携 | 〇 |
| ChatGPT連携 | 〇 |
Slackとチャットボットを連携すれば、業務効率が向上するだけでなく、問い合わせ業務の負担軽減が可能になります。各種情報の通知もできるため、連絡事項の共有を自動化したり、連絡漏れを防いだりできます。普段業務でSlackを使用している方は、チャットボットを導入してみてはいかがでしょうか。
メールや電話、口頭での確認…。ちょっとしたことなのに、対応や案内に時間がかかる。その積み重ねが、気づけば大きな業務ロスにつながっている。そんな「社内コミュニケーションのムダ」をスマートに変える手段として、チャットボットが注目されています。ここでは、用途別に選べる「社内チャットボット3選」をご紹介。単なる便利ツールではなく、日々の社内業務に「変化」をもたらすきっかけとして導入を検討してみませんか?

引用元:NDIソリューションズ
https://solution.ndisol.jp/cb3
引用元:TDSE
https://cognigy.tdse.jp/
引用元:サンソウシステムズ
https://www.tifana.ai/products/mental